キッチン天板にはウォールナットの巾接ぎ材を使用しています。巾接ぎ材とは幅20cm程の板材を繋ぎ、一枚板の様に仕上げた材です。フローリングに負けず劣らず、しびれるほど美しい木目です。
2018年3月23日
外部にも胴縁を施工しています。室内側の胴縁は電気配線用でしたが、外部の胴縁は通気用の胴縁です。壁の中に下から上に抜ける空気の通り道を造り、壁体内結露を防ぎます。来週はいよいよ気密測定です。
2018年1月18日
外壁のパネル材が施工されています。今回のお住いは外壁用の下地合板と断熱材が予めセットアップされている状態で現場に納入されるパネル方式を採用しています。次々にパネルが取付けられていきます。
2017年12月25日
1階の柱が立てば、次に組み立てるのは2階の梁です。専用のクレーンで梁を持ち上げて行きます。構造躯体は”プレカット”と呼ばれる加工方式を採用しており、事前に工場で溝やホゾを切り欠いて搬入されます。
2017年12月21日
土台を敷く時にもひと手間加えます。土台と基礎の間に”気密ゴム”と呼ばれる、自転車のチューブのような帯状のゴム部材を敷いています。これにより、建物の気密性をより良く、品質をしっかりと高める事が出来ます。重要なひと工夫です。
2017年12月21日
建物の柱・梁を組み立てる建て方工事に先立って、土台と大引と呼ばれる部位の設置を行っています。本日からいよいよ大工さんの登場です。基礎工事の際に基礎内部に打ち込んだ金物ボルトと土台をしっかり緊結し、固定していきます。
2017年12月18日
仕上がった基礎に汚れが飛び跳ねてしまわないように建物の周囲に汚れ防止の養生シートを敷いています。この季節は地面が凍って締まっているので、シートを留める為のピンが地中に入りません。小型の掘削機で土を砕きながらピンを留めてゆきます。
2017年12月13日
給水・給湯管のヘッダーを取り付けています。ヘッダーとは、分岐管とも呼ばれ、住宅内の水やお湯をそれぞれの使用位置に分配して設置するための建築部材です。イメージとしてはコンセントタップのような役割を果たします。
2017年12月6日
基礎の断熱材にガラスネットを貼っています。さらにその上から専用の材料を重ね塗りし、クラック(ひび割れ)防止と防蟻断熱材の保護を兼ねるという優れものの材料です。下塗り、ガラスネット、ネット抑え塗り、仕上げ塗り、とミルフィーユのように何層にも塗り重ねます。
2017年11月29日
朝晩はほぼ毎日のように氷点下になるので、コンクリートが乾く前に凍結してしまわないよう、ブルーシートを掛けて作業完了です。風に吹きさらされる状況にしない事で凍結を防ぐ事が出来ます。この状態で1週間程の養生期間(乾燥期間)に入ります。
2017年11月29日
基礎立上り部分のコンクリートも前回同様に現場にて最終の品質検査を行ないます。専門用語ではスランプ試験と呼び、固まる前のコンクリートの流動性を計測する為の試験です。試験用の入れ物にコンクリートを入れ、入れ物を外したときにどのくらいコンクリートが下がるかを計測をします。結果はもちろん、問題ありません。
2017年11月24日
打設前の設備配管工事も完了しました。赤色がお湯、水色が水の通り道となる管です。この管は”さや管”と呼ばれ、刀の鞘と同様、実際の給水・給湯管のカバーの役割を果たします。このさや管の中を通して各所にお湯や水が接続されます。
2017年11月24日
大きなサッシが取付く部分には、基礎配筋をちょこっと折り返した部分を設けています。重量のあるサッシが自重で曲がらないよう、サッシを支えるためのコンクリート部分になります。ちょっとしたコンクリートという事で、この部分を”ちょコン”と呼ぶ事にしました。
2017年11月22日
本日から断熱材の上に鉄筋を配置していく、配筋作業がスタートします。氷点下6度の中、冷え切った鉄筋を握りしめながら正確に作業をしていく職人さんには脱帽です。構造計算通りに鉄筋が配置されて行きます。
2017年11月19日
これが基礎を外側から包み込む断熱材です。厚みは100mm。外部に取り付ける断熱材なので、立ち上がり部分に使う断熱材は、もしもシロアリが襲来しても大丈夫なよう、防蟻タイプの断熱材を使用しています。
2017年11月18日
捨てコンが固まり、墨出しの作業を行ないました。手前の測量機は直角を出す為の機械です。モニター表示は2700000。寸分の狂い無く直角が出せている証拠です。現場監督は息を止めてスコープを覗き、捨てコンに印を付けていきます。
2017年11月16日
捨てコン工事が完了しました。「捨て」というと、捨てちゃうとはもったいない!と思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。この捨てコンは基礎業者さんが基礎型枠を組む際に”墨”と呼ばれる印を付けて基礎の位置をはっきりするための大切な部分です。捨てコンに感謝をしつつ、型枠工事の墨出しへと進みます。
2017年11月16日
捨てコンクリートの打設工事を行っています。通称、捨てコン工事と呼びます。写真手前のポンプ車は現場に到着するやいなや、にゅにゅ~っとその長いアームを伸ばし、捨てコンクリートを送り込みます。これも木杭機に負けず劣らず、なかなかの迫力です。
2017年11月8日
ちなみに、杭に使用される木材はそこらへんのものではなく、一本一本が強さを認定されている木材です。長期的に建物を支える、まさに縁の下のちから持ちです。これから長い間、よろしくお願いします。
2017年11月8日
地盤調査結果に基づき、改良杭工事を行ないます。今回の改良方法は木材を用いた改良方法です。写真のような木の杭を地面に突き刺し、支持層に到達させて支持力を得る方法です。木材を使っているので環境にも優しい最近注目されている改良方法です。
建築概要
在来軸組工法
地上2階建
敷地面積:594.87㎡
建築面積:63.24㎡
延床面積:106㎡
2017年11月着工、2018年7月竣工予定。
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町