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建築事例

軽井沢建築社
 
外装は板張りと左官でシンプルに。

アプローチには様々な樹木が立ち並びます。ステップは自然石。

南側のお庭は日当たりよく、芝の育ちも良いそうです。

玄関ホールとダイニングを仕切る建具は造作建具を採用しました。
引き戸から越しにダイニングの明るさを感じます。

ダイニングは天井は2階までつながる大空間の吹抜け。
見上げると木々の隙間から空の移ろいが楽しめます。
 
 
 
階段下にはワークスペースを計画。
 
 

ダイニングに隣接したリビング空間には窓前に薪ストーブが。

吊り鴨居は間仕切り用の建具の為に設置しました。普段は開放してシアタースペースに。
 
間仕切るとゲストルームに。

2階の廊下です。廊下をはさみ、子供室に繋がります。

 

 

洗濯脱衣室スペースはキッチンの裏側に計画。
ファミリークローゼットも洗濯脱衣室と繋がる様に家事動線を考慮し、計画しました。

 
 
 

杜の栞

Data

設計・施工:軽井沢建築社
所在地  :長野県北佐久郡軽井沢町
規模   :木造2階建
延床面積 :125㎡程度
外皮性能 :UA値 0.25W/㎡K
撮影   :大槻  茂
竣工年  :2021年

 
軽井沢の森の一角に建つ定住型のお住まい。

外観は木板と左官仕上げの2種の組み合わせとして落ち着いた印象に。窓は道路面にできるだけ見えないように配慮し、2階の切妻屋根と横に長い1階の屋根が印象的なシンプルなファサードです。

2階の天井まで吹き抜けたダイニング空間は家族のコミュニケーションが行き交う集いの場になりました。
天井付近に設けた窓からは一日の空の移ろいを感じ、時間の流れをゆったりと感じられる空間です。
高い部分に設置した窓でも、断熱性能をしっかり検討して計画していますので、不快なコールドドラフトが発生することもありません。

リビングはホームステイの受け入れ場所にもなるそうで、可動式の建具で間仕切れば、個室としても使用できます。

暖房方式はパッシブ冷暖を採用。
春夏秋冬を通して、森の暮らしを楽しむ目印(栞)のようなお住まいです。